FAQ

日本蜜蜂

日本蜜蜂(ニホンミツバチ)とは

 当店で養蜂している日本蜜蜂は、元々日本にいた種であり、西洋蜜蜂(セイヨウミツバチ)と比較すると少し小さいです。元来、日本では日本蜜蜂(ニホンミツバチ)も養蜂されていましたが、西洋蜜蜂と比べて蜂蜜(はちみつ)の採取量が少なく、逃亡してしまうという性質を持っています。そのため、日本蜜蜂の養蜂は少なくなり、西洋蜜蜂の養蜂が大半を占めるようになり、スーパーマーケットで販売されている蜂蜜(はちみつ)は西洋蜜蜂の蜂蜜(はちみつ)が多くなっています。

西洋蜜蜂

西洋蜜蜂(セイヨウミツバチ)とは

 スーパーマーケットで販売されているハチミツや、イチゴなどの農作物の受粉に用いる蜂のほとんどは西洋蜜蜂です。西洋蜜蜂は、元々ヨーロッパからアフリカにかけて分布していました。それを人類が養蜂として利用するために家畜化したのが始まりとされています。明治時代に日本にも輸入され、日本中に存在するようになりました。養蜂としては、日本蜜蜂よりも扱いやすいですが、蜂蜜(はちみつ)の味は日本蜜蜂の蜂蜜(はちみつ)とは異なります。

日本蜜蜂の巣

日本蜜蜂の「はちみつ」がおいしい理由

 西洋蜜蜂が1種類の花から蜜を採取するのに対して、日本蜜蜂は複数の種類の花から蜜を採取します。そのため、いろいろな花の蜜が混ざり、昔から百花蜜と呼ばれて珍重され、栄養があるだけでなく、西洋蜜蜂の蜂蜜(はちみつ)とは比べ物にならないほど濃厚な味を作り出すことが出来ます。当店では、独自の採蜜方法を用いることにより、高純度のハチミツを提供しております。

日本蜜蜂の蜂蜜

はちみつの良い所

 カロリーは砂糖より低く、ある一定量しか血糖中に吸収されないため、脂肪になりにくいという特徴があります。また、強力な殺菌作用や、二日酔いの防止・解消、擦り傷や火傷の治療にも効果があります。その他、便秘を解消する整腸剤としての効果もあります。
 また、口コミページに記載してありますが、当店の商品をご購入いただきましたお客さまからのご感想で、「子供に熟成蜂蜜(はちみつ)を舐めさせたら風邪の咳が治まった」、「長年花粉症に苦しんでいるのですが、蜂蜜(はちみつ)を舐めると鼻みずや喉の痛さ目の痒さがかなり軽減した」などのご感想を頂いています。

日本蜜蜂の蜂蜜

商品の注意事項

 はちみつ内に浮いているように見える小さな白や黒の破片は、巣の破片や花粉で食するのに問題はありません(目の細かいものでこしています、こして不純物を取り除く以外に一切手は加えていません)。また、はちみつは結晶化する場合がありますが、殺菌力が強いので常温で長期保存が可能であり、食するのに問題はありません。そのため、左記画像の3年前に採蜜したはちみつは一部結晶化しておりますが、食するのに全く問題なく、味も濃厚でより一層おいしく召し上がることができます。
 ただし、当店のはちみつは非加熱なためボツリヌス症の原因になるボツリヌス菌が含まれる可能性があります。この菌は、1歳未満の乳幼児に呼吸困難などの症状を起こす場合がありますので、1歳未満の乳幼児には与えないようにしてください。1歳を過ぎれば問題ありません。

生蜂蜜は常温保存

生蜂蜜の保存方法

 はちみつは抗菌作用が強く、菌が繁殖することがないため、開封後も常温にて少しずついただいても問題はありません。 はちみつは、瓶のまま常温で湿度が低く直射日光の当たらない場所で保管しておけば半永久的に保存できます。
 当店で販売している日本蜜蜂の蜂蜜はすべて「生はちみつ」になります。 「生はちみつ」は、その名の通り「非加熱のはちみつ」になります。生はちみつは、はちみつの中で酵母が生きています。 そのため、気温が高いとはちみつの中で発酵が進み、蓋を開けた時にポンっと音がしたり、ひどいときには容器から溢れてくることもあります。 対策としては、冷暗所にて保存して発酵を抑えつつ、定期的に蓋を開けて、発酵によるガス抜きをすることです。毎日、食されている場合は、そのような心配をすることはほとんどありません。

蜂蜜の結晶化と溶かし方

はちみつの結晶化と溶かし方

 はちみつの中に含まれる酵素は65℃で活性を失うと言われています。 結晶化は、14度前後から始まるため、結晶化した際には湯銭などで温めて溶かす必要がでてきます。 例えば、湯銭にて溶かす場合には、お湯の温度は60℃以下にして、はちみつ自体の温度が50℃以下を保つように、ゆっくり低温で加熱すると良いです。 70℃以上の高温で加熱すると、はちみつの中の酵母やビタミンCを破壊し、香りや色が多少変わってしまいます。ただし、発酵を抑えた方が味の変化は少なくなるため、生はちみつにこだわらない、または発酵をさせたくない場合は高温での加熱も選択肢の一つになります。